おやこのjikanでは、育児には
・みまもる姿勢
・寄り添う意識
が大切だと考えます。
これは、乳幼児期に限らず、学童期や思春期(※)においても
変わらずと考えています。
この大事な2つのテーマを親として培うには、最適ともいえるとても恵まれた時期があります。
親としては自信をつけるチャンスの1つなのではないかと思いますが、
それは、わが子の『排泄の自立』のタイミング。
子どものはじめての自立とも言える、おむつの卒業(排泄の自立)
ここで欠かせないのが、
・みまもる姿勢
・寄り添う意識
なのです。
排泄の自立、すなわちおむつの卒業に悩む方は多かれ少なかれいらっしゃいます。
ほとんどの人が、排泄をネガティブに捉え、また、排泄することにあまり意識せずに、
おむつ期の我が子との時間を過ごします。
排泄の自立を通して流れる親子の時間は、おむつではなくトイレで排泄することを教える
という単純なしつけではなく、以後の親子関係の絆や
子ども自身の主体性をも育むものだと考えています。
なぜなら、排泄は本人(こども)の意思でするものであって、
周り(親など)がどうこうできるものではないから。
すなわち、排泄の自立は子どもにとっては、自立の第1歩なのです。
よって、親にとっても、みまもる姿勢、寄り添う意識がより重要になって来るわけです。
もちろん、排泄の自立が既に完了し、
・みまもる姿勢
・寄り添う意識
をしてこなかったら、もう遅い!ということではありません。
学童期や思春期においてもこの考えは大切だと思っています。
おやこのjikanとご縁があった今からでも出来ることはたくさんあります。
ただ、もし妊娠期やおむつ期に出会えたならば、
その子との、一生にまたとない!この時間を大切にして欲しい。
おやこのjikanでは、特に、この短い期間(排泄の自立のサポート期)の
親の子やり取りを大事にしていきたいと思っています。
※めやすとして、乳幼児期 :0-5才 学童期 :6-12才 思春期 :13-18才とする
そもそもおやこのjikanは、kuccaという布おむつショップがスタートになります。
2009年にショップサイトをはじめて9年。
その間、布おむつユーザー、紙おむつユーザー、おむつなし育児ユーザー等々
いろんな側面からヒアリングをしてきました。
その結果、私としては、
排泄の自立=おむつはずしには、
▲排泄機能の成熟
▲適切なタイミングでの排泄のしつけ
が大事だと考えています。
また親としてやれることは、排泄のしつけの部分。
さらに、適切なタイミングというのもかなり重要です。
それには、
◎排泄のしくみの知識を学ぶ
◎排泄の自立に向けての環境づくり
この2つに絞って進めることがコツになります。
私の本業は布おむつ屋さんです。
布おむつはたくさんのメリットがありますが、
かといって紙おむつだと排泄のしつけができないというわけではありません。
紙おむつでもできるし、布おむつなら、尚スムーズ。
おむつなし育児をすれば、排泄の自立が早く進むというわけでもないこと。
こういったことを含めて、理解しながら楽しく、排泄の現場をHAPPYにしたい。
これが、おやこのjikanの想いです。
排泄のしつけの部分には、
◎排泄のしくみの知識を学ぶ
◎排泄の自立に向けての環境づくり
この2つがコツになると先に述べましたが、
なぜ布おむつ育児がオススメなのか、
それは、布おむつが、
『排泄のしくみを知る』という部分と
『環境づくり』の側面に
かなり理にかなったツールだから、と言えます。
布おむつは、シンプルに排泄を捉えることができます。
1回に1回という排泄。
青い線が出た、この紙おむつは、いったいこの子のおしっこの
何回を吸収したのでしょうか。
という疑問は、私自身も実際に紙おむつを使っていると感じました。
排泄のリズムが掴みやすいのは布おむつだからこそ。
もちろん他にも理由はたくさんあります。
だからといって、やはり紙オムツだと排泄のしつけができないというわけではありません。
理にかなったツール布おむつを使って、賢く排泄の自立を助ける。
紙おむつの性能に頼り過ぎないということが大切だと思います。